新燃岳噴火

まあ、都城盆地から、高崎、高原、小林に至る霧島連山の麓に位置する学校の校歌には、ほとんど「霧島山」や「高千穂」という言葉が出てくる。

ああ、ちなみにここで言う高千穂は、県北の高千穂町のことではなく、霧島連山の一角をなす霊峰「高千穂の峰」のこと。このブログのヘッダーの写真が高千穂峰で、「山」って漢字はこの山からできたんではないかと思えるほど、山っぽい山である。

で、校歌に出てくる霧島山や高千穂峰ってのは、雄大で、泰然自若、静かにみんなを見守っているってな描写が多い(気がする)。

ところがこの霧島連峰にある新燃岳が噴火した。

1月22日の噴火は、火山灰を吹き上げはしたものの、「へー、噴火したんだ」ってな感じでそれほど緊張感はなかったと思う。

ところが26日の噴火では、信じられないような光景が目の前に広がった。

新燃岳噴煙

この写真は、高崎小学校の中庭から写したもの。

なんて言えばいいんだろう。CGで作った映像って言うよりも、円谷特撮がそのまま空に広がってる感じと言ったら分かってもらえるだろうか。(・・・・すみません、一部の人にしか分かりませんね。)

新燃岳噴煙

驚くことに、これだけの噴火でありながら、高崎の町にはほとんど火山灰は降らなかった。たぶん、風向きと距離の関係だったんだろう。重い火山礫はもっと手前で落ちて、軽い火山灰は高崎を飛び越してしまった。

で、高崎に灰が降ってなかったために、火山灰のすごさを想像できなかった自分はこの後恐ろしい目に遭うわけだ・・・。

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