出の山公園 

今回は、都北を離れて、小林市の出の山です。

小林駅から車で15分ほど、生駒高原に向かってくるまで走ると出の山公園があります。

湧き水が絶え間なく溢れ出し名水百選にも選ばれています。とにかく湧き水を見ているだけでも癒やされるのですが、このきれいな水を利用して養殖されているのが鯉、そしてチョウザメ。ここの鯉はきれいな湧水で育っているため、全く泥臭さがなく「鯉の洗い」「鯉こく」「鯉の丸揚げ」等々、料理の仕方を問わずとてもおいしくいただけます。また、チョウザメは全国で初めて完全養殖に成功し、個々、出の山公園内のレストランでもキャビアやチョウザメの料理を食べることができます。

湧き水が降りそそいでいます。

苔むした感じもいいですね。

澄んだ水に癒やされます。

また、5月中旬からは、たくさんのホタルを見ることができ、「ホタル恋祭り」も毎年開催されています・・・が、今年は新燃岳の噴火のために小林市のイベントは軒並み中止に・・・まだ、どうなるか決まってはいないようですが、新燃岳が落ち着いて、今年もホタルを見ることができるといいですね。

さて、出の山公園水に湧き水を組むことができる場所があるのですが、そこに小さなほこらのある神社があります。泉姫神社といい次のような伝説が残っています。かつて景行天皇が熊襲を平定する際にこの地に立ち寄り、泉姫と恋に落ちます。しかし、今日に戻る日が訪れ、天皇と姫は離ればなれになってしまいます。残された姫はこれを悲しみ、池に身を投げ守り神として蛇に化身します・・・。うーん、間にあったことが一杯省略されているような・・・。

ところで、出の山公園には、この泉姫神社とは別の、中央の大きな池の端にある神社があります。由緒書きも何も無い、鳥居とほこらがあるだけの神社なのですが、枝の暴れた木々が立ち並んでいて、その一角だけ異界の雰囲気です。

で、ここで撮ったのが下の写真。・・・あれ、オーブ?・・・はい、分かってます。オーブと言われるものはほとんど光とレンズのいたずら。デモこの光の粒、中に何か見えるんですよねぇ。特に、とりいの左上。ま、ま、これもたまたまの「奇跡の一枚」かもしれません。

 

ここは、上の噴水のところからは離れた場所にあります。

鳥居を正面から。吸い込まれそう。よくみると・・・。

独特の雰囲気がありますね。決して嫌な感じではないです。

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