神社・仏閣を見るのはかなり好きであります。
太宰府の博物館に阿修羅像や八部衆像などが来たときも、見に行きました。阿修羅像のまわりを係員の声に合わせながらみんなでぐるぐる回ったのも、今となってはよい思い出です。(このあたりは、行った人しかわからんか)
京都などの有名な、神社・仏閣を巡るのももちろん楽しいわけですが、考えてみればこのあたりは天孫降臨の地(といわれてるところ)。小さい頃に行ったあの神社やこの神社も、実はかなり由緒正しい神社だったりするわけです。
そんなご近所、スピリチュアルスポットをここでも紹介していきたいと思います。
さて、第一弾は東霧島神社であります。
東霧島と書いて「つまきりしま」と読みます。神社としての規模もなかなかの物ですが、その中にある巨石群がたまりません。
都城・小林近辺には、巨石をまつってあるところが結構あります。
その中の神社を地図上で結ぶと、北斗七星になるとか。ちなみに北斗七星のひしゃくの部分に御池があるそうで。
このあたり、詳しく知りたい方は、猫ばす堂さんのブログへgoでございます。
で、この北斗七星の一角をなすのが東霧島神社なのです。
パワースポットでもあるようですが、女性の方にはおすすめできないというようなことが、暁玲華さんのページにありましたが、このあたりはよく分かりません。ただ、巨木の中には、私ですら手にピリピリとした感じを受ける物もありましたので、パワースポットではあるのでしょう。
参道の社務所を通り抜けて、まず出てくるのがこれ。伊弉諾尊(いざなぎのみこと)が加具土命(かぐつちのみこと)を切りこの地に落ちて石になったのがこの神石とか。ところが、由来の掲示板は最近記述が変わっています。伊弉冉尊(いざなみのみこと)が亡くなったことを悲しんだ伊弉諾尊の流した涙が石になり、その悲しみが再び世に降りかからないようにとの願いを込めて十握の剣で石を切った、となっています。
神話の方では、加具土命を切り捨てる記述が出てきますので、始めの話の方が理にかなっているのですが、もしかすると「親の子殺し」という世界の神話の中ではありがちな話が「教育的配慮」によって変わっちゃったのでしょうか。
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