VAIO-その2

さて、VAIOが修理へと旅立っていったのが、九月の末。この時期お仕事が立て込んでいたりするわけですが、我が家には数台のパソコンがあり、それで何とかなるだろうと思っていました。

ところが、修理に出した翌日、当てにしていたドスパラ製のノートパソコンが全く起動しなくなりました。

TOSHIBAのQosmioはバッテリーでは動くものの、ACアダプターをつないで起動すると、再起動を繰り返すという困った状態。どうやらブロードライザーという部分が経年劣化によって起こる症状のようです。でもこれってタイマー入っているのとおんなじですよね。(ちなみにPERSIM CO.,LTDさんに修理を依頼したところ一週間ほどで完璧に直って戻ってきました。ただの部品交換ではなく、再発しないような修理とのこと、また、金額的にもとても良心的で、感謝感謝でした。)

困ったことになりました。九月中に仕上げないといけない仕事ができません。

しかし、人間追い詰められると何かしら思い浮かぶものです。ありましたよ、まだ動くパソコンが!

その名もGateway2000。牛のマークでおなじみのあいつです。二台続けてノートパソコンを買ったのに、赤字も出していない日本から、とっとと撤退してしまったあいつです。

もう15年も前の機種ですが、このマシンはほんとに優秀でした。もともとのWindows2000からWindowsXPにOSを入れ替えてかなり使っていたのですが、さすがにサービスパックも2を過ぎると動作が重くなってしまい、やむなくHPのパソコンに買い換えたのでした。その際、これからまた使うことを考え、使えるスピードを確保するためにWindows2000にもどし、最小構成でリストアしていました。

数年ぶりに引っ張り出したGateway。ACアダプターをつなぎスイッチをポチッと。・・・動きました。

画面ベコベコ。でも、この頃のGatewayは徹底的にカスタマイズできてよかったなぁ。

画面ベコベコ。でも、この頃のGatewayは徹底的にカスタマイズできてよかったなぁ。

Windows2000も問題なく立ち上がります。もちろんセキュリティーソフトの期限はとっくに切れているのでネットにつないだりはできませんし、そもそも、ブラウザがWin2000では・・・。

いいんです、今回のお仕事にネットは必要ありません。

ただ問題は液晶画面の表面が、なぜか劣化してベコベコになっていて、とても見づらいこと。そして、プリンタでの出力ができないこと。

で、倉庫の中から外付けの液晶ディスプレイと、昔もらってそのままになっていたCanonのLASER SHOTを引っ張り出してきました。ついでにキーボードとDVDドライブもUSBで外付けです。昔買ったB’sレコーダーを入れてCDへの書き込みもOKです。

完璧です。デスクトップ並みの物々しさになりましたが、お仕事に必要な機能はすべてそろいました。

結局この構成で無事お仕事は乗り切りました。

そしてすべての仕事が終わったその日に、VAIOが修理を終わり戻ってきたのでありました。

(前振り終了。やっと次から本題です)

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