ユッケでの食中毒。
亡くなられた方のご冥福をお祈りするとともに、入院された方の、1日も早い回復をお祈りします。
さて、今回のことで、ちょっと考えることがありました。
まず、問題のお店を某テレビ番組で絶賛していたということで非難の声が上がっているようです。
自分は、この番組自体があまり好きではないため見ていなかったのですが、You Tubeで見ると確かに・・・。
この番組を見てお店に行った人もいるのでは、ということで、番組が批判されたりしています。
公共の電波で、誰でもできるわけではないテレビ番組、それ相当の責任があるとは思います。
ただ、自分のブログのこととか考えると、結構食事ネタが多いんですよねえ。
例えば、自分のブログを見た人が、それじゃあ行ってみるかと紹介された店に行ったとする。
で、たまたまそこで食中毒を起こして亡くなってしまう。
こんなアクセス数の少ないブログであっても、可能性としては0ではないわけですよ。
刑事罰的なものはないのでしょうが、やっぱり相当罪悪感は感じるのではないかと思います。
もちろんそんなこと言ってたら、ブログなんてほとんど書けないわけで、テレビとネットの責任の違いもあるわけで・・・・
でも、もしそんなことに遭遇してしまったらどうするだろう・・・と・・・。答えは出ないんですけどね。
それから、事件が起こってからの知識と言うことについても考えてしまいました。
原発の時もそうだったんですが、事故が起こった後、原子力発電所なり、食中毒なりについてすぐに調べるわけですよ。
今は、ネットでかなり深いところまで調べられますから、すぐににわか専門家になれちゃいます。
だからこそ、テレビでトンチンカンなことを言ってると、何で調べればすぐわかることを・・・と、腹が立ったりするわけです。
問題は、何だか自分は知ってるって気分になって、知らず知らず上から目線になってしまうことがあるんですよね。
今回の食中毒についても、「生肉なんか食べるやつは・・・」なんていう書き込みがあちこちに見られますよね。
それはそうなんでしょうが、事件の前もそう思ってたのでしょうか。
たまたま、ユッケは食べたことがなかった。
事件があって、危険性を知った。
「そーだよ、俺は生肉なんて危ないと思ってたから食べなかったんだよ。」ってすり替わっちゃう。
で、「ユッケ食べるやつなんて・・・」みたいな発言。
もしかしたら、友達や上司に「これうまいから食ってみなよ」って言われてたら食べてたかもしれない。
私なんか、豚肉はしっかり火を通さないといけないけど、牛肉は生焼けでも大丈夫→何となく生でも大丈夫って気持ちがありましたからねぇ。今回のことで、初めて、へーって思ったことが山ほどあります。
だから、今回のことは、もしかしたら自分が遭遇したかもしれないことであって、決して食べた人を非難する話ではないわけであります。
でも、陥りやすい思考だな・・・と。
気をつけよ。
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